コロンビアの歴史は1938年、コロンビアハットカンパニーの誕生から始まります。
創業者ポール・ラムフロムの娘ガートは10代から家業を手伝い、後にガートの夫となるニール・ボイルも50年代から事業に参加しています。
コロンビアのフィッシングベストが最初のヒット作
60年代に社名をコロンビアスポーツカンパニーに変更しました。
最初のヒット商品は、現在のフィッシングベストの元祖と言われる釣り用ベストでした。
これは、フライフィッシング好きの夫のために、ガートが自宅のミシンで作ったものだったのです。
70年代は苦難の時代でした。
父に続いて夫も急逝し、ガートには3人の子供と多額の借金が残されました。
会社を売ろうとしましたが、評価額の低さに驚き、再生の道を選んだのです。
この経験から、「適正な価格」というコンセプトが生まれました。
というガートの理念には、より多くの人にアウトドアを楽しんでほしいという願いが込められています。
苦難を乗り越えた同社は、89年にはアメリカ国内でシェアNo.1になりました。
97年には日本法人も設立し、現在は日本企画のウェアも展開しています。
100万着売れたコロンビアのベストセラージャケット
1980年代のコロンビア大躍進のきっかけは、82年に登場したインターチェンジシステムでした。
このシステムを採用して80年代中期に登場したのが、バガブーパーカです。
機能的で街着としても人気を集め、93年には販売数が100万枚を超える大ヒット商品となりました。
独自の高機能素材多数
コロンビアの特徴の一つは、独自の高機能素材を多数揃えていることです。
代表的な素材はこちら。
これらの素材により、四季を通じて快適なアウトドア体験を楽しむことができるのです。
軽快なフットウェアも人気
最新のトピックは、新しい防水透湿テクノロジー「アウトドライ」を採用したライトトレッキングシューズです。
アウトドライの特徴はこちら。
他にも、独自の防水透湿素材オムニテックを採用する軽快なモデルや人気の高いウインターブーツなど、豊富なラインナップを揃えています。