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コールマンはランプのレンタル業から始まった

Coleman/コールマン

【国】アメリカ
【創業年】1901年
【創設者】W.C.コールマン

 

1899年、W.C.コールマンはアメリカのアラバマ州にある小さな町の薬局で、ある出来事に遭遇します。

そこで彼は、まぶしいほどに光り輝くガソリン式ランプを目にしたのです。

当時、コールマンは大学で法律を学んでいましたが、弱視のため本を読むのにも苦労していました。

しかし、このランプの下ではっきりと字を読むことができたのです。

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コールマンがランプのレンタル業を開始

この体験に感銘を受けたコールマンは、ランプのレンタル業を始めます。

彼は「満足できなければ支払い不要」というキャッチフレーズを掲げました。

これが大評判となり、多くの人々が殺到したのです。

 

1901年、コールマンはカンザス州ウィチタに会社を設立します。

そして、それまでレンタルしていた「エフィシェント・ランプ」の特許権を製造元から買い取り、事業を本格化させていきました。

 

1903年には、ついに自社製造のガソリンランプ「アークランプ」を発表します。

そして1913年、「コールマン・ランプ・カンパニー」という社名で、今日まで続く同社の基礎を築き上げたのです。

 

その後、コールマンは次々と画期的な製品を開発していきます。

  • 驚くほど明るいランタン
  • 効率の高いガソリンストーブ

 

中でも、コールマンを有名にしたのが第二次世界大戦時に開発した「GIストーブ」です。

このGIストーブには、次のような厳しい条件が課されていました。

  • マイナス51度~プラス51度の条件下で使用可能
  • 大きさは1リットルのミルクボトルよりも小さい

これらの条件は実現不可能にも思えましたが、コールマンはこれを完成させ、軍に大きく貢献したのです。

 

大戦終結後、コールマンはキャンプや登山などのアウトドア用品の開発に注力していきます。

その確かな品質と、いつまでも変わらない魅力は、今や多くの人々に知られているのです。

 

このように、コールマンは創業以来、革新的な製品開発と確かな品質で、アウトドア愛好家たちの信頼を得続けているのです。

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コールマンで人気のある名作ランタン

コールマンを代表する名作ランタンをピックアップして紹介。

 

コールマン アークランタン

1914年に初の全天候型屋外用ランランを発売。

「真夜中の太陽」ともいわれる明るさだった。

 

コールマン フェザーストーブ

かつてピーク1の名で親しまれ、登山用ストーブとして現在でもファンの多い名品。

非常時には、自動車用無鉛ガソリンも使用可能。

 

コールマン ノーススターチューブマントルランタン

縦型のチューブ式マントルを採用することで、360キャンドルパワーという驚くほどの大光量を発する高性能ランタン。