ラーケンの物語は、創業者グレゴリオ・M・マルチネスの冒険心から始まります。
スペインのムルシアで生まれたマルチネスは、わずか12歳で仕事を求めてフランスへ渡りました。
フランスでの経験が、マルチネスの人生を大きく変えることになります。
1910年、マルチネスはムルシアに戻り、ラーケンの前身となる会社を設立します。
この会社では主に軍隊向けの携帯水筒を作り始めました。
ラーケンのはじまりはクラシカ
1912年、マルチネスはついにラーケンを創設します。
彼はアルミニウムの持つ多くのメリットに注目しました。
- 安価
- 堅牢
- 金型を使って引き抜き製造が可能
ラーケンが最初に手掛けたのは「クラシカ」というモデルでした。
このクラシカという水筒の特徴は、以下の通り。
その後、1965年にラーケンは登山用にアレンジした「クアドラーダ」を発表します。
このモデルは大きな反響を呼び、山の世界に一種の水筒革命を起こすほどの人気商品となりました。
このように、ラーケンは創業者マルチネスの先見性と革新的なデザインによって、アウトドア用品の世界に大きな影響を与えてきました。
アルミニウム製の水筒というシンプルな製品ですが、その品質と機能性によって、多くのアウトドア愛好家から支持を得ているのです。
ラーケンの製品は、創業時からの革新性と品質へのこだわりを今も受け継いでいます。
ラーケンの人気マウンテンギア
ラーケンの人気マウンテンギアをピックアップして紹介。
ラーケン クアドラーダ
1980年代までは大ヒットを記録したモデルだが、残念ながら現在は販売されていない。
ラーケン PL-33 クラシック1L
氷なども入れやすい、33.5mmの広口スクリューキャップモデル。